岩隈 破格2年総額11億円!4倍超え昇給でマリナーズ残留

[ 2012年11月4日 06:00 ]

マリナーズ残留が正式決定した岩隈

 マリナーズは2日(日本時間3日)、岩隈久志投手(31)と2年総額1400万ドル(約11億2000万円)で契約延長したと発表した。この日までに合意できなければ「解雇→FA」となる契約だったが、交渉期限直前の残留決定。日本人選手の来季契約1号となった。

 契約内容は13、14年が年俸650万ドル(約5億2000万円)で、15年は球団が700万ドル(約5億6000万円)の契約延長権を持つ。仮に契約延長しない場合は100万ドル(約8000万円)が岩隈に支払われ、総額1400万ドルが保証される。年俸は今季150万ドル(1億2000万円)から実に4倍以上の昇給となった。

 先発に定着した7月以降は、8勝4敗で防御率2・65。エリク・ウェッジ監督は「彼は投げるたびに力強さを増し、自信を深めた」と語った。来季はエース右腕ヘルナンデス、今季14勝の左腕バルガスとともに3本柱を担う。ジャック・ズレンシックGMも「彼のベテランとしての存在感とチームの貢献に期待したい」と話した。

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2012年11月4日のニュース