巨人、日本一に王手!吉川を3回途中KO 内海は粘投127球

[ 2012年11月1日 22:15 ]

日本ハムに大勝し、好投した内海(右)とタッチを交わす巨人・原監督

日本シリーズ第5戦 巨人―日本ハム

(11月1日 札幌D)
 日本シリーズは1日、札幌ドームで日本ハム―巨人の第5戦が行われ、巨人が先発全員の15安打を放ち、10―2で快勝、対戦成績を3勝2敗として3年ぶり22度目の日本一に王手をかけた。3日に東京ドームに戻って第6戦が行われる。

 日本ハム・吉川、巨人・内海の両左腕エースが先発。巨人はこの日も主砲・阿部が先発を外れたが、打線が序盤に吉川を攻略した。2回1死一塁からボウカーが右越え2ランを放ち2点を先制。第1戦で吉川から放った3ランに続くシリーズ2号で主導権を握と、その裏、内海が1点を失ったものの、3回、先頭の長野が5戦連続安打となる中前打で出塁し、松本哲の送りバントで1死二塁とし、坂本の右前適時打で1点を追加。さらに村田の右前打で一、三塁とし、矢野の左犠飛、エドガーの中越え適時二塁打でリードを4点に広げ、吉川をKO。

 5―2で迎えた4回に1死満塁から坂本の中犠飛で1点を追加した巨人は5回2死二、三塁から、この日シリーズ初のスタメンマスクをかぶった加藤が左越え2点適時二塁打を放ち、日本ハムを突き放した。

 投げては内海が8回を7安打2失点、127球の熱投。9回は守護神の西村が登板、2死から連打で許し、ピンチを招いたものの、無失点で切り抜けた。内海は今シリーズ2勝目を挙げた。

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