阪神社長が説明　球児渡米は「プライベートということ」

　阪神・南信男球団社長（５７）は３１日、藤川球児投手（３２）が海外ＦＡ権を行使してのメジャー移籍のため渡米していたことについて言及した。

　「球団職員を通じて連絡がありました。期間は言っていない。家族を伴ってのプライベートということ」。交渉の期限についても設けていないことを明言し「（日本に）帰ってきてから正式に何らか（の報告が）あるのでは」と説明した。

　藤川は２９日、極秘裏に渡米。メジャー球場などの視察に加え、ＦＡ宣言後の交渉にも同席する考えを持っているもよう。救援陣の強化が今オフの最重要課題であるドジャースが獲得に興味を示しており、地元ロサンゼルス・タイムズは２６日（日本時間２７日）付でその旨を報じている。帰国後の守護神の言動に注目が集まる。