実松　強気に好リードも「結果、負けがついてしまった」

＜日・巨＞２回１死一塁、二盗を狙った中田を刺す巨人・実松

日本シリーズ第４戦 巨人０―１日本ハム

（10月31日 札幌Ｄ）
　欠場した阿部に代わりマスクをかぶった巨人・実松が、好リードで投手陣を引っ張った。一発が怖い終盤の９回と延長１１回に４番・中田から２打席続けて内角直球で見逃し三振を奪うなど、強気なリードが利いた。

　２回１死一塁では気配を察して１球外し、二盗を試みた一塁走者の中田を刺した。それでも「結果、負けがついてしまった。勝ちたかったんですが。やるしかないです」と悔しがった。

　≪第４戦の主な記録≫

　▽通算最多ホールド５　山口（巨人）＝２人目

　▽サヨナラ試合＝３４試合目（サヨナラ二塁打は４度目）

　▽１―０でのサヨナラ試合＝１９７０年の第１戦以来２度目