右膝重症？阿部　第５戦出場は「まだ分からない」

バットを手に球場を後にする巨人・阿部

日本シリーズ第４戦 巨人０―１日本ハム

（10月31日 札幌Ｄ）
　巨人の阿部慎之助捕手（３３）が３１日、右膝裏の違和感を訴え日本シリーズ第４戦（札幌ドーム）を欠場、ベンチ入りメンバーからも外れた。両足首に慢性的な痛みを抱えていた阿部は、第３戦の５回に二ゴロに倒れた後、その裏の守備から交代していた。

　この日、阿部は球場入りしたが、グラウンドには姿を現さず、チームドクターの診察を受けた。ブルペンでティー打撃を行い、患部の動きを確認したという。第５戦以降の出場について「まだ分からない」と明言を避け、状態次第では欠場が長引く可能性も出てきた。

　病院には行っておらず、患部の詳しい個所や状態は不明。昨年４月５日には右ふくらはぎの肉離れを発症し、復帰に１カ月以上要したこともある。原監督は「ベンチ外？そうです。それ以上でもそれ以下でもありません。あしたのためのその一」と話した。