関東大会決勝は花咲徳栄ＶＳ浦和学院　史上初の埼玉対決

＜常総学院・花咲徳栄＞４失点で完投勝利を挙げた花咲徳栄・小暮

秋季高校野球関東大会準決勝 花咲徳栄６―４常総学院

（10月31日 敷島）
　来春センバツの重要な参考資料となる秋季高校野球関東大会は３１日、群馬県内で準決勝２試合が行われ、花咲徳栄（埼玉１位）と浦和学院（埼玉２位）が決勝に進出した。１日、史上初となる埼玉県勢同士の決勝戦が行われ、優勝校には明治神宮大会（１０日開幕、神宮）の出場権が与えられる。

　花咲徳栄はエースの関口を温存しながら常総学院を下し、３年ぶりに決勝に駒を進めた。先発した２年生右腕・小暮は１１安打を許したが４失点で完投勝利。「９月の練習試合では自分が投げて常総学院に負けていた。きょうは最後まで投げ切りたいと思っていた」と雪辱を果たした。要所を締める粘りの投球に「チェンジアップが良かった。（常総学院は）初球から振る感じだったので、入り方を気をつけた」と満足そうだった。