堀氏がロッテ打撃コーチに就任　３年ぶり古巣復帰

　ロッテは３０日、来季の投手コーチに元横浜（現ＤｅＮＡ）投手チーフコーチの斉藤明雄氏（５７）、打撃コーチに今季までソフトバンクで打撃コーチを務めた立花義家氏（５４）と球団ＯＢの堀幸一氏（４３）が就任すると発表した。

　堀氏は指導者として３年ぶりの古巣復帰だ。ロッテ一筋２１年間で通算１８２７安打をマーク。０５年の日本一も経験し「ロッテを代表する打者であり、現役時代の経験は申し分ない」と林信平本部長。堀氏も球団を通じて「慣れ親しんだユニホームに再び袖を通すことができることが素直にうれしい」とコメントした。

　斉藤氏は横浜で１軍投手コーチを通算３度にわたって歴任。９８年のリーグ優勝にも貢献した手腕から投手陣の立て直しを託された。立花氏は伊東監督が西武の監督時代に１軍打撃コーチを務めており、旧知の仲で指揮官を支えることになる。

　斉藤、立花、堀の３氏は３１日の監督・コーチ会議に出席予定。また、同日にも今季まで中日で２軍捕手コーチを務めた中村武志氏（４５）の就任が発表される見通しだ。