タイガース監督ぼう然「4連敗するとは」フィルダー「早く帰りたい」

[ 2012年10月29日 13:12 ]

10回、タイガースのカブレラは見逃し三振に倒れ、最後の打者に

ワールドシリーズ第4戦 タイガース3―4ジャイアンツ

(10月28日 デトロイト)
 ヤンキースに4連勝して、ア・リーグを制したタイガースがまさかの4連敗で、短すぎるワールドシリーズを終えた。

 試合終了の瞬間、ぼう然としていたリーランド監督は「チームとして相手の方が上だった。でも、まさか4連敗するとは…。必要なときにヒットが打てなかったのが敗因」と振り返った。
 
 4試合で総得点はわずか6点。うち適時打による得点は1点のみで、打線が全くといっていいほど機能しなかった。4戦目に意地の逆転本塁打を放った三冠王のカブレラだが、延長10回は見逃し三振で最後の打者に。「自信を持って打席に立とうとしたが…」と責任を感じていた。当たりのなかった4番フィルダーは「早く家に帰りたい」と、悪夢を忘れたい様子だった。

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2012年10月29日のニュース