沢村 初球死球は稲尾以来54年ぶり…初登板では初

[ 2012年10月29日 08:52 ]

<巨・日>1回無死、沢村は先頭の陽岱鋼に死球を与える

日本シリーズ第2戦 巨人1―0日本ハム

(10月28日 東京D)
 巨人・沢村が8回3安打無失点と好投し、シリーズ初勝利。シリーズ初登板で8回以上を無失点に切り抜けたのは、08年第4戦で西武・岸が完封勝利を挙げて以来だ。

 もっとも、この日は初回表先頭の陽岱鋼に初球をいきなり死球。プレーボール直後の1球目が死球となったのは58年第5戦の西鉄・稲尾が巨人・広岡にぶつけて以来54年ぶり2度目。初登板では沢村が初めてだ。

 これで今シリーズの巨人は第1戦で先発の内海が7回を無失点に抑え勝利。シリーズ1、2戦にいずれも先発投手に白星がついたのは05年ロッテが第1戦清水、第2戦渡辺俊で記録して以来7年ぶり14度目。両投手とも7回以上を無失点は51年巨人が第1戦藤本、第2戦別所と連続完封勝利を挙げて以来61年ぶり2度目になった。

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2012年10月29日のニュース