石山3年越し悲願 秋田の先輩石川見習いたい

[ 2012年10月26日 06:00 ]

ヤクルト1位指名を受け、ヤマハ製品のドラムを叩き笑顔を見せるヤマハの石山

プロ野球ドラフト会議 supported by TOSHIBA

(10月25日)
 【ヤクルト1位 石山泰稚 投手・ヤマハ】3年越しの夢をかなえた。最速147キロ右腕は午後7時半に、浜松市内のヤマハ本社18号館内の会見場に姿を見せ「ヤクルトは若手、中堅、ベテランとバランスが取れた良いチーム。低めに伸びるストレートとカーブの2つを生かせれば、プロでも良い投球ができると思う」と自信を見せた。

 東北福祉大4年時に3球団から調査書が届いたが、ドラフトでは指名がかからなかった。当時は「下位でもいいや」という思いが強かったが、社会人の2年間で成長。「上位でプロへ行きたい気持ちが強くなった」と運命の一日を迎えた。ヤクルトには同じ秋田出身で、エース左腕の石川がいる。「右左の違いはあるが、見習うところはある。長く1軍に残ることができ、勝てる投手になりたい」と目標を語った。

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