辰徳伯父さんサプライズ 菅野に即日背番号「19」ユニ

[ 2012年10月26日 06:00 ]

出来あがったユニホームを菅野(左)に着せ披露する巨人・原監督

プロ野球ドラフト会議 supported by TOSHIBA

(10月25日)
 プロ野球ドラフト会議が25日、都内のホテルで行われた。巨人・原辰徳監督(54)を伯父に持つ東海大の菅野智之投手(23)は、巨人が単独1位指名。交渉権を獲得した。昨年も巨人入りを熱望していたが、日本ハムから1位指名を受け入団を拒否。孤独な浪人生活を送ってきた苦労がようやく実った。ドラフト後、会場から駆けつけた原監督は菅野に背番号19のユニホームを手渡した。
【指名選手一覧 菅野智之】

 ドラフト会議から4時間後の午後9時。菅野は会場から駆けつけた原監督にギュッと抱きしめられた。肩を4度叩かれる。待ちに待った瞬間がついに実現した。

 「伝統ある球団なので、数々の先輩たちが築き上げてきたものがあると思います。その名に恥じないように責任を持って頑張りたいです」

 伯父でもある原監督は最高のサプライズを用意していた。何と「SUGANO」の文字が入ったユニホームを持参。さらにその背中には背番号19が刻まれていた。「背番号は19です。即決いたしました」と指揮官。菅野は2度の沢村賞に輝いたかつてのエース上原(レンジャーズ)が、08年までつけていた由緒ある背番号を引き継ぐことになった。

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2012年10月26日のニュース