寺内「食らいついて」先制2点タイムリー

[ 2012年10月22日 20:08 ]

<巨・中>2回、先制の2点適時打を放つ寺内。捕手は谷繁
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CSファイナルS最終戦 巨人―中日

(10月22日 東京D)
 最終決戦のカギを握る先制点は巨人が、この日も8番の一打でものにした。二塁で先発の寺内が2回に左前2点タイムリー。ここ2戦は先発から外れたものの、前夜の9回、プレッシャーのかかる場面で送りバントを決めてサヨナラ勝ちのおぜん立てをした。

 無死満塁のチャンスにストライク2つを先行されたが、中日伊藤から左前にはじき返して2人を迎え入れた。「自分のできることをしっかりやろうと打席に入りました。次がホールトンだったので三振だけはいけない、どんな当たりでもランナーを還そうと食らいついていきました」と振り返った。

 1番の長野も右前打で続き「寺内さんがかえしてくれて、ホールトンがいい形でつないでくれた。何とかしたいという気持ちだけでした」と、3点をもぎ取って日本シリーズ進出へ序盤から優位に立った。

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