落胆大きいカージナルス 不運な当たりで主導権握られる

[ 2012年10月22日 13:02 ]

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦 カージナルス1―6ジャイアンツ

(10月21日 サンフランシスコ)
 これが勢いの差なのか。ポストシーズン通算10勝をマークするカージナルスの先発C・カーペンターが、味方の拙守もあって4回を6安打5失点と崩れた。

 初回はピンチを招くと内野ゴロで先制点を献上。打ち取っていた打球だが、三塁手がボールを握り損ねたことでホームに投げならなかった。

 不運で先取点を与えると、2回には遊撃手の失策で2点目。さすがのベテランもこれにはいら立ちを隠せず、甘い球を痛打され一挙4点を簡単に奪われてしまった。

 頼みの右腕で勝負に出ただけに、カージナルス・マシーニー監督は落胆の色を隠せなかった。打線も5安打1得点に終わった。「打てないことはいままでもあったが、その度に奮起してきた。あす、そうなればいい」というのがやっとの指揮官だった。

続きを表示

2012年10月22日のニュース