大谷 日本の方が金銭面で好条件 米マイナー契約なら年俸530万円 

[ 2012年10月22日 06:00 ]

花巻東・大谷メジャー挑戦

 大リーグは昨年11月に合意した新労使協定により、海外(米国、カナダ、プエルトリコ以外)の選手獲得に関する契約金総額(期間は1年)の上限が初めて設定された。

 これまでは制限がなく、金満球団が多額の契約金を投資して市場を独占する傾向があった。今年は7月2日から来年7月1日までで、総額は290万ドル(約2億3000万円)。仮に1年間に5選手を獲得するならば、単純計算で契約金は一人平均で約4600万円だ。

 また、マイナー契約の場合、最低年俸は6万7300万ドル(約530万円)。日本でドラフト指名を受けた場合、大谷クラスなら契約金は上限の1億円が確実。金銭面を考えれば、日本を選択した方がはるかに好条件となる。

続きを表示

2012年10月22日のニュース