藤浪 最大10球団競合も 大谷米挑戦表明で国内球団困惑

[ 2012年10月22日 06:00 ]

花巻東・大谷メジャー挑戦

 ドラフト4日前の大谷の決断に、国内球団はドラフト戦略の見直しを迫られることになった。

 前日までは7球団が大谷を1位指名候補としてリストアップ。日本ハムは昨年、巨人と相思相愛だった菅野(東海大)を強行指名し、抽選の末に交渉権を獲得したが、山田正雄GMは「本人の意思を尊重するということ」と今回は自重する方針。競合覚悟で藤浪(大阪桐蔭)に一本化する。ソフトバンクの石渡茂編成・育成部長は戦略について「練り直しというか真っ白な状態」と困惑の表情を浮かべた。

 また、藤浪、東浜(亜大)の即戦力右腕にはさらに人気が集中することになる。特に藤浪はヤクルト、阪神、オリックスの3球団が既に1位指名を表明。日本ハムのほか、大谷から藤浪に切り替える球団も増え、最大で10球団による競合が予想される。阪神の中村勝広GMは「非常に大きな影響を及ぼすことになる。確率が低くなることは事実」と話した。と思います。

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2012年10月22日のニュース