不振の4番・戸田が起死回生弾!東洋大最下位脱出も

[ 2012年10月20日 06:00 ]

東都大学野球第7週第2日 東洋大4―0国学院大

(10月19日 神宮)
 2回戦2試合が行われた。勝ち点を落とせば最下位が確定する東洋大は、戸田大貴内野手(4年)が3ランを含む3安打3打点の活躍で国学院大に4―0で勝利。23日の3回戦で勝ち点を奪えば、5位・青学大の結果次第で最下位脱出の可能性が出てきた。第2試合は中大の上田晃平投手(2年)が駒大を3安打に抑えてリーグ戦初完封。この結果、中大の2位、駒大の3位が確定した。

 東洋大はこの試合まで打率・156と不振だった4番・戸田が、チームを救う一撃を放った。1―0の8回1死二、三塁からダメ押し3ラン。「結果が出ていなかったけど、打ててよかった」と安どの表情を浮かべた。先週、十二指腸潰瘍で1週間入院していた高橋昭雄監督も今季2勝目に「これで乗っていける」と明るさが戻ってきた。次戦で勝ち点を奪い、最終週で青学大が連敗すれば5位に浮上。青学大が1勝2敗でも5、6位決定戦に回るだけに、戸田も「次が大事」と気持ちを引き締めていた。

 ▼国学院大・谷内(今秋ドラフト候補も5打数1安打)簡単には勝たせてもらえない。次が最後なので勝って終わりたい。

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2012年10月20日のニュース