兵庫、優勝に望み…首位・大阪に競り勝つ

[ 2012年10月20日 00:29 ]

今季6勝目をあげた植村美奈子

 日本女子プロ野球リーグは19日、わかさスタジアム京都で後期の1試合を行い、兵庫スイングスマイリーズが3―2で大阪ブレイビーハニーズを下した。

 兵庫が接戦を制して優勝に望みを残した。初回、先頭の厚ヶ瀬が右前打、佐藤が投前内野安打で続き、犠打で1死二、三塁として中村茜の中犠飛で1点を先制。3回にも厚ヶ瀬が中前打で出塁、佐藤の右前打に右翼手の一塁への悪送球も加わり、一、三塁として田中が中前適時打を放ち、追加点を奪った。

 5回には大阪に1点を返されたが、直後の攻撃で三浦の中前打を皮切りにワイルドピッチと二塁エラーで得点。6回には1点差に詰め寄られたが、投手陣が踏ん張った。

 大阪は、最終回に1死二、三塁と逆転の好機を作ったが、最後は梅本の二直に飛び出した三塁走者がアウトに。併殺打で敗れた大阪は22日に勝利し、23日に京都が敗れた場合に最短優勝が決まる。

 ▼兵庫・植村美奈子投手の話 前回は最後の最後に詰めが甘くて勝ちきれなかったので、今日はほんとうに勝ててよかったです。自分の有利なように試合を運べたということで自信にも繋がりました。

 ▼兵庫・厚ヶ瀬美姫内野手の話 ここのところ1番バッターとしての仕事が全然出来ていなかったので、残り2試合というところでやっと1番バッターの仕事が出来たかなと思います。初回に流れをもっていくと、みんなにいい流れがつくれるので、そこを考えて練習していきます。

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