知財高裁 清武本出版社の保全抗告を棄却

[ 2012年10月16日 06:00 ]

 読売新聞東京本社が出版社「七つ森書館」を相手取り、読売新聞側が著作権を有する「会長はなぜ自殺したか―金融腐敗=呪縛の検証」の復刊本の販売禁止を求めていた仮処分裁判の保全抗告審で15日、知財高裁は七つ森書館の保全抗告を棄却する決定を出した。

 同書は前巨人球団代表の清武英利氏(62)も執筆者の一人で、98年に読売新聞社会部の著者名で出版された。読売新聞グループ本社広報部は「当社の主張が全面的に認められており、妥当な決定と考えます」とコメントした。

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