サバシア 貫禄の1失点完投「大事な試合で投げるために来た」

[ 2012年10月13日 11:55 ]

オリオールズ戦で1失点完投し、ファンの声援に応えるヤンキースのサバシア

ア・リーグ地区シリーズ第5戦 ヤンキース3―1オリオールズ

(10月12日 ニューヨーク)
 大黒柱のサバシアがヤンキースをリーグ優勝決定シリーズに導いた。4安打1失点の完投勝利は、9回2死までを8安打2失点だった第1戦を上回る内容だ。巨漢左腕は「こういう大事な試合で投げるためにここに来た。そりゃいい気分だよ」と気持ち良さそうに話した。

 イチローと同じ2001年に20歳でメジャーデビューして17勝を挙げたが、数年前までは精神的な脆さから崩れることも多かった。「ヤンキースに来てからはどう感情を抑えて投げるかをよく学んだ」と話す。頼もしい、エースらしい投球だった。(共同)

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2012年10月13日のニュース