ヤンキース 日付変わった延長戦で黒星 オ軍と最終戦で決着へ

[ 2012年10月12日 13:08 ]

ヤンキース戦の13回、左越えに決勝二塁打を放つオリオールズのハーディ=ヤンキースタジアム(共同)

ア・リーグ地区シリーズ第4戦 ヤンキース1―2オリオールズ

(10月11日 ニューヨーク)
 米大リーグ、ア・リーグ地区シリーズ第4戦は11日、ニューヨークで行なわれ、ヤンキース(東地区1位)がオリオールズ(ワイルドカード)に延長13回の末、1―2で敗れ、対戦成績が2勝2敗となり、12日の最終戦でリーグ優勝決定シリーズ進出をかけて激突する。

 「2番・左翼」で出場のイチローは5打数1安打だった。

 イチローは第1打席三ゴロ、3回の2打席目は空振り三振に終わったが、6回の3打席目は無死二塁の場面で投手前に送りバントを決め、4番カノの二ゴロの間に、三走のジーターが生還し、ヤンキースは同点に追いついた。

 8回の4打席目は中前打で第2戦の2打席目以来12打席ぶりの安打となった。10回の5打席目は一ゴロ。

 オリオールズは13回に1死三塁で先頭のハーディーが左越え二塁打を放ち、決勝の1点を入れた。ヤンキースはロドリゲスを3番から5番にするなど打順を変えたが、7安打で決定打が出なかった。

 5時間近い試合時間で、現地では試合中に午前0時を超えた。敗れたヤンキースナインの足取りは重く、勝ったオリオールズも疲れきった表情でスタジアムを後にした。

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2012年10月12日のニュース