ロッテ 2年前から挙がっていた伊東氏の名前「決断力あり強くしてくれる人」

[ 2012年10月12日 07:56 ]

ロッテの新監督就任が確実となった伊東勤氏

 ロッテの新監督に、前西武監督の伊東勤氏(50)が就任することが11日、決定的となった。

 伊東氏の名前は、球団内では2年前から挙げられていた。西村監督の後任候補として検討され、重光昭夫オーナー代行にも報告されていた。伊東氏は韓国・斗山のヘッドコーチとしてポストシーズンを戦っている最中。全日程終了後に正式に就任要請する。

 中村社長は新監督の条件について「決断力があり、チームを強くしてくれる人」と説明する。エースの松坂(現レッドソックス)を擁し、西武を日本一に導いたのは就任1年目の04年。レギュラーシーズンは2位だったが、プレーオフを勝ち進み、日本シリーズでは同じく就任1年目の落合監督率いる中日を破った。

 監督4年間で3度のAクラス入り。09年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では総合コーチとして大会2連覇に貢献。今年の韓国球界での実績を含め、経験と能力が高く評価された。

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2012年10月12日のニュース