ロッテ新監督 伊東勤氏の就任決定的!

[ 2012年10月12日 06:00 ]

ロッテの新監督就任が確実となった伊東勤氏

 ロッテの新監督に、前西武監督の伊東勤氏(50)が就任することが11日、決定的となった。

 今季限りで退任した西村徳文監督(52)の後任として、球団が就任を要請する方針を固めた。伊東氏は韓国プロ野球・斗山のヘッドコーチとして今季から2年契約を結んでいるが、就任に支障はないもよう。早ければ週明けにも正式発表される見込みだ。西武監督1年目の04年に日本一に導いた手腕に、チームの再建を託す。

 2年連続でBクラスに低迷したロッテ。巻き返しは伊東氏の手に託された。生え抜き以外の日本人では、97、98年に指揮を執った近藤昭仁氏以来となる。球団関係者によると、伊東氏は既に球団フロントから打診を受けており、現在のスタッフの留任を含めた組閣作業を、急ピッチで進めているという。

 この日、中村家国球団社長は監督問題について「進捗(しんちょく)状況についてはお話しできない」と話すにとどめた。一方で「できるだけ早く決めたい。希望としては秋季キャンプまでにはと思っている」と、11月1日からの千葉・鴨川での秋季キャンプを新体制でスタートさせたい意向を示した。

 今季は前半戦で最大15の貯金を稼ぎながら失速したロッテ。首位打者に輝いた角中や、新人で43ホールドポイントを挙げた益田ら若い力も育ちつつあり、伊東氏の指揮下で3年ぶりの日本一を目指すことになった。

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2012年10月12日のニュース