ブレーブス 微妙な判定で後味の悪い敗退「失策もダメージに」

[ 2012年10月6日 10:16 ]

インフィールドフライの判定に猛抗議するブレーブス・ゴンザレス監督

ナ・リーグ ワイルドカードゲーム ブレーブス3―6カージナルス

(10月5日 アトランタ)
 ツキに見放されたブレーブスが、絶対に負けられない試合を落とした。

 3点を追う8回、1死一、二塁で8番シモンズの打球は遊撃手後方の飛球となったが、これを遊撃手が左翼の前まで追いながら、捕球せずに白球はポトリと緑の芝の上に落ちた。これで1死満塁と思いきや、審判の判定はインフィールドフライ。左翼が捕球してもおかしくない位置だっただけに、ブレーブスのゴンザレス監督は猛抗議。スタンドからは物が無数に投げ込まれ、試合は約20分中断した。

 結局判定はそのままかわらず、ブレーブスは得点できなかった。相手の6安打を上回る12安打を放ちながら、3失策がことごとく得点に結びついての敗戦。微妙な判定もあり、ブレーブスにとっては、後味の悪いプレーオフ敗退となった。

 ゴンザレス監督は敗因について「肝心の適時打が出なかった。それにいつものような守備ができなかったのもダメージとなった」と失策がらみの得点が致命傷だったことに肩を落とした。

 

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2012年10月6日のニュース