「山あり谷ありだった」　今岡が引退会見

　今季限りで現役を引退するロッテの今岡誠打撃・守備コーチ兼内野手（３８）が５日、ＱＶＣマリンフィールドで会見し「レギュラーとしては短命だったが、山あり谷ありの濃い野球人生だった」と話した。

　今岡は阪神時代の２００３年に首位打者、０５年に打点王に輝き、２度のリーグ優勝に貢献。１６年ノプロ生活で通算１３０９試合に出場し打率２割７分９厘、１２２本塁打、５９４打点を記録した。
　
　「０３年シーズンが自分の理想の打撃だった」と振り返った。１０年に移籍したロッテで日本一を経験し、今季はコーチを兼任。２軍で指導し「若い子は言葉一つで人生が変わる。指導者の面白さを感じた」と言い、将来は指導者を目指す意向。