イチ「迷いなく“行く”と言った瞬間に僕はいつもの僕だなと」

[ 2012年10月5日 06:00 ]

<ヤンキース・レッドソックス>大量点で勝利し、チームメイトとタッチを交わすヤンキース・イチロー

ア・リーグ ヤンキース14―2レッドソックス

(10月3日 ニューヨーク)
 【ヤンキース・イチローに聞く】

 ――シャンパンファイトを終えて。

 「もう(熱が)冷めているんですけど。一番盛り上がっているところは終わっちゃったので。そんな凄くもない。思ったほど(ではない)という感じでしたけどね」

 ――壮絶な優勝争い。

 「こういう戦いで日々、知らないうちに自分たちの知らない力が蓄えられたのではないかなと。そういう戦いであったのではないかなと思います」

 ――すぐにチームに溶け込んだように見えた。

 「それは今でもどうか分からないけど、僕が来たのはヤンキースに少しでも僕の力を必要としてもらうこと。結果としてきょう東地区のトップになったということはホッとしています」

 ――自分が冷静だと感じたタイミングは。

 「点差からすれば、もう(優勝が)決まっていた状態だったので、監督からあの(7回の)打席に入る前に下がるか聞かれたんですけれど、迷いなく“行く”と言った瞬間に僕はいつもの僕だなと思っていたし、その後に出たヒットなので凄くうれしかったし。その瞬間ですかね、言うなら」

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2012年10月5日のニュース