高代氏 米国で芸術的ノック話題に ジ軍コーチが野球理論を聞きにきた

[ 2012年10月2日 07:20 ]

 侍ジャパンの内野守備走塁コーチには今季オリックスでヘッドコーチを務めた高代延博氏(58)の入閣が濃厚となった。

 09年の第2回WBCでは三塁ベースコーチを担当し、2連覇に貢献した高代氏。山本氏の広島監督時代に守備走塁コーチを務めた。

 WBCの時には、三塁ベースコーチだけでなく、芸術的なノックは米国でも話題になりジャイアンツとの練習試合では相手のロン・ウォータス・ベンチコーチが野球理論を聞くために訪ねてきたこともある。

 山本氏は05年を最後に現場を離れており、今季までオリックスでヘッドコーチを務め、現場の状態を的確に把握している高代氏は、山本氏を支える存在として適任といえる。

 智弁学園から法大、東芝を経て、79年ドラフト1位で日本ハム入団。広島時代の89年に引退。79年ダイヤモンドグラブ賞、80年ベストナイン。通算成績は917試合で打率・256、57本塁打、346打点、54盗塁。引退後は広島、中日、日本ハム、ロッテ、韓国ハンファ、オリックスでコーチを務める。

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2012年10月2日のニュース