同期の赤川、日高、中村に追いつけ!八木プロ初勝利

[ 2012年10月2日 06:00 ]

<ヤ・巨>プロ初勝利を挙げ、ライトスタンドのファンの歓声に応える八木

セ・リーグ ヤクルト5-0巨人

(10月1日 神宮)
 ヤクルトの4年目左腕・八木が巨人打線を7回5安打無失点に抑え、プロ初勝利を挙げた。「現実ですか?(自分を)殴ったら起きちゃうんじゃないですか?」。

 22歳の興奮は冷めなかった。直球の最速は142キロだが、チェンジアップ、スライダーを織り交ぜ、5回無死一、二塁のピンチでは坂本、阿部、村田を打ち取った。08年ドラフト2位で入団も、1年目に左肩痛を発症。同期の赤川、日高、中村が1軍で活躍する中、今年8月4日の中日戦(神宮)でようやくプロ初登板を果たした。「3人が頑張っているから、自分もできるという目標になっている」と八木。小川監督も「持ち味を出したいい投球だった」と目を細めていた。

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2012年10月2日のニュース