金本 地元・広島の最終戦「カープファンの声援嬉しかった」

[ 2012年9月30日 21:58 ]

試合前のセレモニーで、花束を手にスタンドのファンにあいさつする阪神・金本
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セ・リーグ 阪神2-1広島

(9月30日 マツダ)
 阪神・金本にとって出身地であり、入団から11年間プロ生活を送った広島で現役生活最後の試合。「5番・左翼」で先発し、4回の先制点につながる中前打に激走を見せ、阪神、広島両球団のファンから大きな声援を送られた。

 試合を終えて金本は「広島は生まれ育った街なのでちょっと雰囲気違うというかね、カープファンにも声援送ってもらって嬉しかったですね」と目じりを下げた。

 広島での思い出は「いい思い出としては連続無併殺打記録とかトリプル3とか。悔しい思い出もあって、入って3年目、4年目、5年目(94~96年)、優勝争いしながらあと一歩二歩のところまでいって優勝できなかったのが、悔いが残りますね」。引退会見の時も「カープで優勝できなかったのが残念」と振り返っていたが、この日も改めて強調した。

 引退まで残された試合はあと3試合。「いよいよ秒読みというかね。まあでもそんなに思いつめないようにしています」。もうやり残したことはないとでもいうような晴れやかな表情で話した。

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