台風何の!勝ち越し打の秋山「ファンも一緒に戦ってくれている」

[ 2012年9月30日 17:15 ]

<西・オ>3回西武無死二、三塁、秋山が右翼線に2点二塁打を放つ

パ・リーグ 西武4―3オリックス

(9月30日 西武D)
 敵地での首位攻防戦連敗の嫌な流れを、若獅子・秋山が振り払った。「(日本ハム戦では)悔しい負け方をしていたので、何とか踏ん張りたいと思った」と、同点で迎えた3回に、勝ち越しとなる2点適時二塁打。この日3安打を放ったほか、6回には小島の飛球を飛び込んで好捕し、先発・牧田を助けた。

 「一緒に戦ってくれているという思いが、勝ちにつながった」。台風接近の影響でドームの外では暴風が吹き荒れる中、帰宅することなく声援を送り続けたファンに感謝した秋山。

 日本ハムに痛恨の2連敗を喫した29日はデーゲームの後、札幌から夜半に所沢へ戻った。落胆と疲れを隠せないこの日の朝、骨折で戦線離脱している主将の栗山から声をかけられたという。「諦めたら終わりやぞ」 。

「前を向かっていくしかない。残り試合をすべて勝つつもり」と、優勝をあきらめない強い気持ちをアピールした。

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2012年9月30日のニュース