東大34試合ぶりドロー 永井主将「勝ち点取って卒業を」

[ 2012年9月30日 06:00 ]

<東大・慶大>9回2死一、二塁、サヨナラのチャンスで中飛に倒れた東大・山本はグラウンドに座り込む

東京六大学野球第4週第1日 東大5―5慶大

(9月29日 神宮)
 東大は11年春以来、34試合ぶりに引き分けに持ち込んだ。0―4の7回に4安打を集中し5得点。直後に同点とされたが、最後まで試合の主導権を握った。

 先発全員安打となる11安打に、御手洗健治監督は「打者は点が取れているので、後は投手が頑張ってくれれば。あしたにつなげたい」と振り返った。一時はスクイズで勝ち越すなど5犠打を記録し、守っては3併殺を奪い無失策。永井主将は「7回はチーム一丸で盛り上がって取れた5点。勝ち点を取って卒業したい」と自信を深めた様子だった。

 ▼慶大・福谷(7回途中から登板し2回2/3を2安打1失点)東大は振りに迷いがない。流れが向こうに行っていて、自分もそれにのまれてしまった。

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2012年9月30日のニュース