ロッテ 西岡獲り参戦「ぜひともという気持ちある」

[ 2012年9月30日 06:00 ]

 ロッテが、ツインズを自由契約になった西岡剛内野手(28)の獲得を目指す。ツインズは28日(日本時間29日)、出場機会を求める西岡側からの申し入れによる処置で自由契約が決定。日本復帰が確実となったことを受け、林信平球団運営本部長は「前向きに考えたい。今の状態を確認してからだが、基本的にウチから出た選手。中心選手で主将だったしね。ぜひともという気持ちもある」と獲得に前向きな姿勢を示した。

 西岡は03年にロッテに入団し、主将に就任した10年には日本人内野手では初の200安打をマークして首位打者を獲得。05、10年と2度の日本一に貢献した。同年オフにポスティング・システム(入札制度)でツインズに移籍。しかし、2年目の今季は3Aで開幕を迎え、8月20日にはメジャー昇格の前提となる40人枠から外れていた。

 ロッテは今季、一時は貯金15で首位を快走していたが、夏場に失速し、現在5位。西岡を獲得できれば、遊撃の根元を二塁に回し、二塁の井口を一塁にコンバートするプランも浮上する。西岡には阪神も獲得に乗り出しており、争奪戦の様相を呈してきた。

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2012年9月30日のニュース