今季象徴の貧打で終戦…野村監督、進退は「球団がどう判断するか」

[ 2012年9月29日 22:02 ]

7回、1死満塁のチャンスで三振に倒れ、天を仰ぐ広島の代打広瀬

セ・リーグ 広島0―2阪神

(9月29日 甲子園)
 広島は今季を象徴する貧打で零敗を喫し、一時は射程に捉えていた球団初のクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消えた。野村監督は「失速してしまった責任は感じている。あとは球団がどう(進退を)判断するか」と言うしかなかった。

 野村の加入で投手陣は整備され、打線も堂林らが台頭したが、最後は力不足を露呈した。この日も前田健を援護できず、監督は「チームメートがタイトルを争っているんだからモチベーションを持ってやってくれないと」と来季に明るい兆しが見えない打線に苦言を呈した。

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