西村逆転サヨナラ負け 連続無失点28試合で止まる

[ 2012年9月27日 21:23 ]

9回、広島・天谷に逆転サヨナラ勝ちとなる右前打を打たれた巨人・西村

セ・リーグ 巨人1―2広島

(9月27日 マツダ)
 巨人の守護神・西村が27日、広島戦で1点リードを守れず逆転のサヨナラ負け。球団記録を更新していた連続無失点は28試合で止まった。

 1軍で初のスタメンマスクとなった市川が8回まで4投手を好リードし、1-0と1点リードで迎えた9回。西村は直球の勢いこそあったものの、「全部、失投」という決め球・フォークの落ちが鈍く、甘く入ったフォークをことごとく打たれた。

 2安打と四球で1死満塁のピンチを招き、天谷にサヨナラ打を浴びた場面も4球連続続けたフォークが低めに決まらず、最後の1球もど真ん中。「切り替えて頑張ります」と語る表情も硬かった。

 先発のゴンザレスに救援の小山、高木、福田が好投したことはCSへ好材料だが、肝心な守護神に不安が残る結果。だが、原監督は「こういうこともある」とかばっていた。

続きを表示

2012年9月27日のニュース