青木 開き直りで久々“猛打賞”「この3日間とは別人のような活躍だった」

[ 2012年9月27日 13:03 ]

レッズ戦の3回、同点ソロを放ち、ベンチで祝福されるブルワーズ・青木

ナ・リーグ ブルワーズ8―1レッズ

(9月26日 シンシナティ)
 ブルワーズの青木は26日、シンシナティでのレッズ戦に「1番・右翼」で出場し、4打数3安打2打点と活躍。3回に逆転のきっかけとなる10号ソロ本塁打を放った。

 ここ3試合無安打だった青木。それを引きずるように1打席目は三ゴロに終わった。そして2打席目。「1打席目に形を気にして駄目だったので何でも振るぐらいの気持ちでいった」というひと振りは、ライナー性の当たりで右翼席に飛び込む同点弾となった。それに呼応するように連敗中のチームも打線に火がついた。

 4試合ぶりの安打で気持ちが楽になった青木は、7、9回に右翼線二塁打2本で8月20日以来の3安打“猛打賞”。「ホームランの後にまた2本出たのは大きい。この3日間とは自分でも別人のような活躍だったと思う」とトンネル脱出に安堵の表情を浮かべた。

 負ければプレーオフ進出がかなり厳しくなっただけにこの1勝は大きい。青木は「これからも一つずつやっていく」と負けられない戦いを勝ち抜く覚悟を示した。

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2012年9月27日のニュース