故郷で一発!大田、2戦連発「両親の前でうれしい」

[ 2012年9月26日 06:00 ]

<広・巨>4回1死、中越え2号ソロを放つ巨人・大田

セ・リーグ 巨人3-2広島

(9月25日 マツダ)
 巨人・大田が2戦連発で、CSでのメンバー入りに猛アピールした。4回1死。大竹の外角高め、139キロシュートをバックスクリーン左へ放り込んだ。出身地の広島での「凱旋弾」に感慨深げにダイヤモンドを一周した。

 「(前の打席は)真っすぐ系の球でやられていたので、その(球を待つ)意識を持っていた。観戦している両親の前で打ててうれしい」

 プロ初本塁打を放った23日のヤクルト戦(東京ドーム)に続く一発は、確かな読みから生まれた。2回無死一塁での第1打席。2ストライクから、見逃せばボールの内角高めの直球で空振り三振に倒れた。そこで「速球。高め設定でした」と次は狙い通りの球を中堅に運んだ。

 この日は本職の外野ではなく、一塁で起用した原監督も「あれだけのパワーを持ち合わせている。打つべくして打っている」と評価。覚醒した背番号55が短期決戦の切り札となるか。

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2012年9月26日のニュース