松井 今季3度目サヨナラ打!CS争うソフトBに3差だ

[ 2012年9月24日 21:49 ]

10回、サヨナラ2ランを放った松井(右端)を迎える楽天ナイン

パ・リーグ 楽天3-1ソフトバンク

(9月24日 Kスタ宮城)
 負ければ自力でのCS進出の可能性が消滅する一戦、最後に決めたのは“サヨナラ男”松井だった。延長10回、この回点が入らなければ引き分けとなる1死一塁で、左越え中段に7号サヨナラ2ランを放った。

 松井は楽天の今季6度のサヨナラ勝ち中、3度目のサヨナラ打。「ここで右打席で(本塁打を)打ったことがなかったので、どうかな、と思ったけれど、内川が走っていなかったので行ったなと思った」と笑顔。だが、6回の無死一、三塁、8回の2死三塁で打てなかったため「将大が頑張っていた中でチャンスが2回あって、申し訳ない。最後にこれ以上ない結果が出て非常にうれしい」と、勝ちこそつかなかったものの、先発して9回まで7安打1失点、13奪三振の田中の力投に報いてほっとした様子。星野監督も「遅いわ」と言いながらも「でも自分で責任を取ったな」と称えた。

 楽天はこれで、CS進出を争う3位ソフトバンクとのゲーム差を3に縮めた。「自分たちは負けられないんで。勝つしかない」と表情を引き締めていた。

 2番手の青山が5勝目。ソフトバンクはハーラートップの摂津が8回1失点と好投したが、打線が援護できなかった。

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