イチロー 本塁打含む“猛打賞” 5戦連続マルチ ヤ軍延長で奇跡の7連勝

[ 2012年9月23日 08:06 ]

アスレチックス戦の14回、サヨナラのホームを踏み、満面の笑みでイバネスと抱き合うヤンキースのイチロー

ア・リーグ ヤンキース10―9アスレチックス

(9月22日 ニューヨーク)
 ヤンキースのイチローは22日、ニューヨークでのアスレチックス戦に「2番・中堅」で出場し、5打数3安打2四球1打点で5試合連続のマルチ安打となった。

 2点を先制されたヤンキースは初回、イチローが右翼へ9号ソロ本塁打を放ち1点差に詰め寄り、この回3点を奪う口火を切った。2回にも右前打で出塁し、早くも5試合連続マルチ安打を記録。その後は四球、捕犠、二ゴロ、空振り三振だった。

 ヤンキースは5―5で延長戦に突入。12回に満塁とし、サヨナラの好機をつくったが、ジーターが右飛に終わると、13回に3本の本塁打を浴び計4を奪われた。

 その裏、イチローの7打席目は遊内野安打で、この5試合で3度目の“猛打賞”となり、ここからヤンキースが猛反撃。3連打でイチローが生還し、さらに犠飛で2点差に。1死二塁で、イバネスがこの日2本目となる本塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。

 14回、1死二塁のサヨナラの場面で8打席目が回ってきたイチローは敬遠され、その後2死満塁でヌネスの当たりは一塁手の失策を誘い、イチローがホームを踏み、ヤンキースがサヨナラ勝ち。連勝が7に伸び、首位を守った。

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2012年9月23日のニュース