バカボン七條2勝目!ヤクルト3連勝で 広島に3ゲーム差

[ 2012年9月16日 21:37 ]

2勝目を挙げた七條(右)とタッチを交わすヤクルト・小川監督

セ・リーグ ヤクルト2―1DeNA

(9月16日 神宮)
 セ・リーグ3位のヤクルトが2―1でDえNAで競り勝ち、3連勝。クライマックスシリーズ(CS)を争う4位・広島とのゲーム差を3に広げた。

 4回1死満塁から宮本の中犠飛で先制。1―1とされた直後の7回には2死三塁から雄平の遊撃内野安打で勝ち越した。先発の七條が7回5安打1失点で今季2勝目。9回を締めたバーネットが27セーブ目をマークした。

 「試合前に広島戦を見ていて“きょう勝ったらデカイぞ”と…。とにかくチームに勝ちをと思って投げました」と七條。2回2死二、三塁のピンチを無失点でしのぐと、3回から6回は一人の走者も出さないパーフェクトピッチング。7回にラミレス、筒香に連続二塁打を浴びて1点を失い、同点とされたものの、最少失点で切り抜けた。

 直後に打線の援護があり、8月8日のDeNA戦(神宮)以来の1カ月ぶりの白星。バカボンの愛称で親しまれる右腕は「館山さんから“必ず3回ぐらいはピンチはあるけど、1回でも多く抑えれば勝ちはつく”と言われていた。球は高目に浮いていたので、たまたまです。必死に投げた結果」と照れた。

 チームは故障者が相次ぎ、一時は4位に低迷したが、シーズン終盤を迎え、CS争いで大きなアドバンテージとなる3ゲーム差。「この3連勝はすごく大きい」と小川監督。17日からは広島との直接対決3連戦。“天王山”を前に指揮官は「まずはあしたの試合をどうするか。その積み重ね」と一戦必勝を誓った。

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