大谷 進路は国内プロかメジャー!19日プロ志望届提出へ

[ 2012年9月16日 06:00 ]

進路を国内プロかメジャーに絞った花巻東・大谷

 花巻東(岩手)の160キロ右腕・大谷翔平投手(3年)が、19日にプロ志望届を提出することになった。大学や社会人チームからも誘いを受けていたが、国内プロかメジャーの2つに進路を絞った。

 高校通算56本塁打の打力を評価するチームもあるが、大谷は既に投手一本で勝負する決意を佐々木監督に伝えている。今後は国内12球団とメジャー球団による争奪戦が幕を開けることになる。

 日本のスカウト陣が「間違いなくドラフト1位の選手」と声をそろえるほどの逸材だが、ドジャースなど大谷に熱視線を送るメジャー球団も多い。8月末から韓国で行われた18U世界野球選手権でもメジャーのスカウトが視察に訪れていた。

 大谷は同大会で同年代の米国、韓国、台湾などの選手と対戦し「自信になった部分とまだまだの部分がある」と国際大会を通して自らのレベルを確認。その結果、アマチュアではなく、プロの世界で勝負することを決めた。

 国内かメジャーか。佐々木監督は「本人には“長期的に考えるように”と言っています」と最後は大谷の意向を尊重する構え。次なる決断に注目が集まる。

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2012年9月16日のニュース