ドラフト候補、法大・多木 通算100安打へあと9

[ 2012年9月16日 06:00 ]

東京六大学野球第2週第1日 法大8―1東大

(9月15日 神宮)
 1回戦2試合が行われた。第1試合は史上29人目の通算100安打を狙う今秋ドラフト候補の法大・多木裕史内野手(4年)が、3回に今季初安打となる右中間への二塁打を放ち、大台到達まで残り9本に迫った。チームも東大に8―1で快勝した。第2試合は立大が明大を2―0で下して先勝した。

 今春不振を極めた法大・多木が今季初戦で初安打を放った。3回に先制点のきっかけとなる二塁打を放ち、チームの快勝を演出。「これで気持ちが楽になった」と笑顔を取り戻した。通算100安打まで残り16本で迎えた今春は13試合でわずか6安打。打率・125と規定打席に到達した37人中、最下位に沈んだ。軸足に体重を長く乗せる新打法で復調をアピールし「(100安打は)意識はするけど、チームの優勝と同時に達成できれば最高」と話した。

 ▼法大・畔上(大学通算14打席目で初安打)今までは力が入っていたけど余裕が出てきた。

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2012年9月16日のニュース