ちぐはぐだった中日…高木監督「同点にならん方がよかった」

[ 2012年9月14日 22:37 ]

セ・リーグ 中日3-4広島

(9月14日 マツダ)
 首位巨人と大差がつき、3位とも離れている2位の中日にとって、残り少ないレギュラーシーズンの戦い方は難しいのかもしれない。高木監督はサヨナラ負けに「同点にならん方がよかった。気分的にはそんな気持ち」と話した。

 この日は13日の試合で左脇腹を痛めた和田を先発から外した。しかし2―3の8回1死満塁で、本人の「いける」との言葉に代打で起用、遊ゴロ併殺崩れで同点とした。

 その裏の守りでは1死二塁で左の代打前田智に対し、右の矢地が続投した。指揮官は左の小林正をぶつけるつもりでいたが、温存を考えた権藤投手コーチと意思の疎通を欠き、準備が間に合わなかったという。9回は雄太が連打を浴びて黒星。中日らしくない、ちぐはぐな試合運びだった。

 ▽和田(左脇腹を痛め先発を外れる)「相談して決めた。ここにいるということは、大丈夫ということ」

 ▽ブランコ(8回に適時打)「チャンスだったので、とにかく走者をかえすことだけを心掛けた」

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2012年9月14日のニュース