球界からアニキに賛辞とねぎらい 星野監督「ナンバーワン」

[ 2012年9月12日 19:53 ]

ソフトバンク戦前、記者と笑顔で話す楽天・星野監督
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 44歳で現役生活を終えることになった阪神の金本外野手に、球界からは練習と努力で「鉄人」に成長したことをたたえる声が寄せられた。

 阪神を率いた2003年、ともにリーグ優勝を果たした楽天の星野監督は「この10年で阪神の最大の功労者だろう。すごい選手。あいつがナンバーワン」と賛辞を惜しまなかった。04~08年の阪神の監督だったオリックスの岡田監督は「チームを変えた」と評した上で引退について「本人の決断。チーム事情もあったと思う」と話した。

 広島在籍時の同僚は引退を惜しんだ。野村監督は「あれだけの成績を残し、なおかつ試合に出続けた。衰えを感じたことはない」と話した。同世代の緒方野手総合コーチは「心強いチームメートだった。まだまだ頑張ってやれると思っていた」と残念がり、巨人の江藤打撃コーチは「とにかく弱音を吐かず、けがに強かった。野球界のためにまた頑張ってほしい」とねぎらった。

 2215試合連続出場のプロ野球記録を持つ元広島の衣笠氏は「日本のプロ野球に十分に貢献してくれた。連続イニング出場の記録は不断の努力のたまもの」とフル出場を続けたことをたたえ、元巨人監督の長嶋氏は「走攻守とも高いレベルのプレーを長く披露してくれたことを、野球人の一人として深く感謝したい」とコメントした。

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