まさか?岡田監督 坂口の実戦復帰知らなかった

[ 2012年9月8日 06:00 ]

<オ・日>吉川を打ち崩せず厳しい表情のオリックス・岡田監督(右から2人目)

パ・リーグ オリックス1-2日本ハム

(9月7日 京セラD)
 オリックスの連勝が4で止まった。日本ハム先発・吉川の前に13三振を喫し、同左腕には今季3度目の敗戦。チームは9月初黒星を喫した。先発の井川は初回、中田に左翼席へ特大の2ランを被弾。2回以降は粘りの投球を披露しただけに、悔やまれる一発だった。

 井川は阪神時代の04年以来となる自身4連敗で7敗目を喫した。「初回につまずいた。チームが良い時に自分だけ負けている」と振り返った。それでも、岡田監督は左腕に一定の評価を与えた。「ここ何試合か悪かったけど、修正できてるよ」。左腕の復調とともにもう一つの収穫は坂口の実戦復帰だろう。

 坂口は5月17日巨人戦(東京ドーム)で右肩肩鎖関節を脱臼。戦線離脱したが、この日のウエスタン中日戦(北神戸)に1番・右翼で先発。守備に就かなかったが、1打席に立った(一ゴロ)。ただ、指揮官はこの情報をイニング間に流れるビジョンで知ったという。「坂口が出たんやな。知らんかったよ」。情報が行き来しない現実にもどかしい表情を浮かべていた。

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2012年9月8日のニュース