イチ 中堅手と衝突も幸い無傷…チームは逆転負け

[ 2012年9月5日 06:00 ]

<ヤンキース・レイズ>8回、右中間への飛球を追い中堅手ディカーソン(右)と接触して倒れるヤンキースのイチロー

ア・リーグ ヤンキース3―4レイズ

(9月3日 セントピーターズバーグ)
 ヤンキースはレイズに逆転負けを喫し、7月18日に最大10ゲーム離していた2位オリオールズに1差に迫られた。

 イチローは2回2死一、三塁の先制機で空振り三振に倒れるなど、いずれも走者を置いた場面で3打数無安打。右翼の守備では8回に飛球を追った際、中堅手ディカーソンと接触し、周囲をヒヤリとさせた。ドーム球場で歓声が響いたため「(声が)全然聞こえなかった」。幸い両者にケガはなく「声が出ていないという判断で捕りに行く。でもセンターは声を出している。どうしようもないですよね」と振り返った。

 3位レイズにも2・5差とされ、三つ巴の様相に、イチローは「いくつかあるヤマ場のうちの一つでしょうね」。ケガ人が多いチーム状況でベテランぞろいのヤ軍が底力を試される。

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