大谷に興奮 ドジャーズ敏腕GM補佐「米国でもドラフト1巡目級」

[ 2012年9月1日 08:37 ]

<カナダ・日本>先発した日本代表・大谷は4回途中3失点で降板

18U世界選手権予選1次ラウンド 日本5―6カナダ

(8月31日 木洞)
 ドジャースが花巻東・大谷翔平投手(3年)の獲得に動く方針を固めたことが31日、分かった。

 アマチュア部門を統括するホワイトGM補佐はスポニチの取材に応じ、「彼の将来は非常に明るい。もちろんアメリカでもトップランク」と、米国でも「ドラフト1巡目級」との評価を下した。

 同氏は今年3月に日本を訪れ、センバツ前の花巻東の練習試合を視察。自らの目で見た印象は鮮烈だったという。「3月は非常に興奮したのを覚えている。体形、運動能力、性格、知性などを含め素晴らしい能力を持った選手だと分かった」。その後も日本から送られてくるビデオやリポートでチェックしてきた。

 同氏は昨季、23歳の若さでサイ・ヤング賞を獲得した左腕カーショー、26歳で本塁打と打点2冠王に輝いたケンプらを発掘。潜在能力を見抜く力は米国でも高く評価されている。09年11月には大谷の先輩でもある花巻東・菊池(現西武)との面談のために来日。「どの地域に限らず、ベストプレーヤーを獲得するのが私たちの使命。特にドジャースにとって、日本は1956年に初めて遠征した時からの付き合いで、とても重要なエリアと認識している」と語る。

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2012年9月1日のニュース