ドジャーズ 大谷と極秘接触!花巻東・佐々木監督にあいさつ

[ 2012年9月1日 06:00 ]

<カナダ・日本>先発した日本代表・大谷は4回途中3失点で降板

18U世界選手権予選1次ラウンド 日本5―6カナダ

(8月31日 木洞)
 ドジャースが花巻東・大谷翔平投手(3年)の獲得に動く方針を固めたことが31日、分かった。

 既にド軍関係者が29日に花巻東・佐々木洋監督(37)にあいさつ。スカウト部門トップのローガン・ホワイトGM補佐(50)はスポニチの取材に答え、高校生最速の160キロ右腕について米国のアマチュア選手と比較してもトップクラスと評価した。

 大谷は同日、韓国ソウルで開幕した第25回IBAF18U(18歳以下)世界選手権で、初戦のカナダ戦に先発。3回1/3を3失点で降板した。

 ドジャースが、将来のエース候補の一人として大谷にターゲットを定めた。先月29日にはエーシー興梠(こおろぎ)アジア部長が極秘来日し、花巻東の佐々木監督にあいさつを済ませた。これはド軍が獲得に動く方針を固めたことを行動で表したものにほかならない。

 ド軍は今年、元NBAのスーパースター、マジック・ジョンソン氏らの投資グループが新オーナーとなり、常勝軍団を築くために大改革を断行。先月25日にはレッドソックスとの間で5対4の大型トレードを成立させ、エースのベケット、主砲ゴンザレス、盗塁王4度のクロフォードらをまとめて獲得し、米球界を驚かせた。同時に、6月にはキューバ出身のヤシエル・ピーグ外野手(21)と総額4200万ドル(約33億2000万円)の7年契約を交わすなど、国際部門のスカウティングも強化している。

 現時点で大谷は進路について明確にはしていないが、メジャーも選択肢に含めた場合、国内球団とともに争奪戦になるのは必至。ド軍は獲得に全力を挙げる。

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2012年9月1日のニュース