松坂がウエーバー公示 レ軍の本当の目的は市場調査か

[ 2012年8月30日 06:36 ]

今季初勝利から一夜明け、練習の合間に田沢(右)と話すレッドソックス・松坂

 レッドソックスの松坂が獲得希望球団を募るウエーバー公示されていると28日、米スポーツ専門局ESPN(電子版)が報じた。

 日本のウエーバー公示は戦力外を意味するが、メジャーの場合は選手の市場調査の目的も大きく、契約最終年を迎えた選手のほぼ全員がウエーバーにかけられている。

 松坂は今季、07年に結んだ6年契約の最終年にあたり、レ軍が他の契約最終年の選手と同様に、ウエーバーにかけたとみられる。獲得意思を示す球団が現れても、条件が折り合わなければレ軍は撤回できる。また、松坂は他29球団に対するトレード拒否権を持っている。

 松坂は27日のロイヤルズ戦で7回1失点で今季初勝利。この日は遠征先のアナハイムで調整したが、報道陣からの質問には応じなかった。ボビー・バレンタイン監督もウエーバー公示されたことには「知らない」とし、次回登板については「9月1日(日本時間2日)に投げる」と敵地アスレチックス戦になるとの予定を発表した。

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2012年8月30日のニュース