大谷は31日の2戦目カナダ戦、藤浪は1日台湾戦先発へ

[ 2012年8月30日 06:00 ]

藤浪(右)と並んで投球練習をする高校日本代表の大谷

 第25回IBAF18U世界野球選手権大会は30日に韓国・ソウルで開幕。04年以来、8年ぶりに出場する高校日本代表は1次ラウンド初戦でチェコと対戦する。「優勝を狙っていきたい」と話した小倉全由監督(55)は第1~3戦の先発を明言。初戦は光星学院・城間竜兵投手(3年)、31日のカナダ戦は花巻東・大谷翔平投手(3年)、9月1日の台湾戦は大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手(3年)が登板する。

 小倉監督は1次ラウンドの最大のライバルをカナダと台湾と分析。初優勝に向けて落とせない一戦に日本代表が誇る大型右腕2人をつぎ込むことになった。試合前日の公式練習では、初めて大谷と藤浪が並んで投球練習を行った。チェコ戦は「4番・DH」で出場予定の大谷は「そこ(カナダ戦)に合わせてつくりたい。(1メートル97の)藤浪君は(1メートル93の)自分より大きいので威圧感があった」とリラックスした表情。藤浪も「(台湾戦は)高めに浮かなければ長打はない。信頼して投げさせてもらえると思うので、期待を裏切らない投球をしたい」と力強く話した。

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2012年8月30日のニュース