今季最悪の野村「自分の投球ができなかった」

４回、ヤクルト・上田に逆転の２点打を許し、天を仰ぐ広島・野村

セ・リーグ 広島１－５ヤクルト

（8月29日 神宮）
　広島の野村はともに自己最多に並ぶ被安打８、４四球と乱れ、最短タイの四回限りでの降板となった。「自分の投球ができなかった」と肩を落とし、野村監督も「今季一番悪かったんじゃないか」と評した。

　毎回安打でも要所は締めていた。だが、四回に逆転を許し「こういうところで抑えないと。それがこれからの課題」と反省。チームの新人としては１９９７年の沢崎（現２軍投手コーチ）以来の２桁勝利は持ち越しとなった。