ダル フォークさえて13勝目 毎回10Kで7回無失点

[ 2012年8月29日 11:55 ]

レイズ戦に先発し、粘りの投球をするレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ1―0レイズ

(8月28日 アーリントン)
 レンジャーズのダルビッシュが28日(日本時間29日)、アーリントンで行われたレイズ戦に先発。7回110球で6安打無失点、10三振2四球と好投し、今季13勝目(9敗)を挙げた。防御率は4・31。チームは1―0で勝った。

 右太腿の張りで23日の先発を回避し、中10日での登板。初回は先頭のジェニングズに左前打を許し、1死二塁も3番ジョイスをフォークで空振り三振、続くロンゴリアを直球で中飛に仕留め、無失点で切り抜けた。

 2回は制球に苦しみ、四球と一、二塁間を抜ける右二塁打で無死二、三塁のピンチ。しかし7番ペーニャを94マイル(151キロ)のツーシームで空振り三振に斬ると、下位打線を浅い中飛、二ゴロに打ち取り、この回も0点で終えた。

 3回は1、2番を相手に簡単に2死としたが、フルドに直球を右前に運ばれ、2死一塁。しかし4番ロンゴリアをスライダーで左飛に打ち取った。

 波に乗れないダルビッシュは4回、2本の安打と四球で1死満塁の大ピンチ。それでも9番ロバトンをカットボールで一ゴロ併殺打に仕留め、この回も無失点で抑えた。

 1―0の5回は1、2番をフォークで空振り三振斬り。フルドに内野安打を許したが、後続を抑えた。ダルビッシュは5回まで81球を投げて6安打無失点、6三振2四球。

 6回はフォークがさえてこの試合初の三者凡退。ゾブリストをフォークで空振り三振に斬ると、スコットは一ゴロ、ペーニャもフォークで空振り三振に抑えた。

 調子を上げるダルビッシュは7回も三者凡退。フォーク、スライダーで連続三振を奪って2死とすると、1番ジェニングズはスライダーで遊飛に打ち取った。

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